朝礼スピーチの担当になると、「何を話せばいいのか分からない」「真面目すぎる話にならないか不安」と感じる方は多いと思います。特に忙しい朝は、できるだけ短時間で準備を済ませたいですよね。
そんなときに使いやすいのが、**「初心忘るべからず」**をテーマにした朝礼スピーチです。意味はシンプルで、仕事や日常の経験にも結びつけやすく、年代を問わず伝わりやすい言葉です。
この記事では、そのまま読み上げられる朝礼スピーチ原稿とあわせて、話しやすくするための解説やアレンジ方法を紹介します。朝礼スピーチが苦手な方でも、安心して使える内容です。
この朝礼スピーチが向いている場面
- 新年度・異動後・新しい体制が始まったタイミング
- 慣れが出やすい時期の朝礼
- 若手とベテランが混在している職場
- 一般社員や中堅社員が話す朝礼
- 落ち着いた雰囲気で短めのスピーチが求められる場面
やさしい内容なので、聞く側に余計な緊張を与えません。
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朝礼スピーチ本文(原稿)
今日は、「初心忘るべからず」という言葉についてお話しします。
この言葉は、始めた頃の気持ちや姿勢を大切にし続けることが重要だ、という意味だと思います。
仕事に慣れてくると、効率よく動けるようになる一方で、「これくらいでいいか」と考えてしまうこともあります。私自身、入社したばかりの頃は、一つひとつの作業を慎重に確認していましたが、慣れてきた頃に小さなミスをしたことがありました。
そのときに振り返ったのが、最初の頃の気持ちでした。分からないことをそのままにせず、周りに確認していた姿勢や、丁寧に取り組もうとしていた意識を思い出しました。
「初心忘るべからず」は、ずっと緊張し続けるという意味ではありません。慣れてきた今だからこそ、最初に大切にしていた姿勢を時々思い出すことが大事なのだと思います。
今日の仕事でも、当たり前になっていることを一つだけ丁寧に見直してみる。そんな一日になればいいなと思います。
スピーチのポイント解説
なぜこの導入にしているのか
最初にことわざを示すことで、話のテーマがすぐに伝わります。朝の時間帯でも理解しやすく、聞き手が内容を想像しやすい導入です。
このスピーチで一番伝えたいメッセージ
伝えたいのは、「慣れは悪いことではないが、見直す視点も大切」という点です。
反省や注意ではなく、気づきを共有するスタンスにすることで、聞き手も受け取りやすくなります。
聞き手に響きやすくする話し方のコツ
・体験談は淡々と話す
・言葉を強く言い切らない
・最後は少し間を取って締める
落ち着いた話し方を意識すると、説教臭さを防げます。
時間別アレンジ例
1分で話す場合
・体験談を一文にまとめる
・「今日の仕事でも〜」の結びだけ残す
→ テーマと結論が伝われば十分です。
3分で話す場合
・具体的なミスや改善の例を少し詳しく話す
・新人時代と今を対比させる
→ 共感が深まり、印象に残りやすくなります。
削る部分・足す部分を意識するだけで、時間調整がしやすくなります。
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朝礼スピーチでよくある失敗例
- 注意や反省の話になってしまう
「気をつけましょう」が多いと、重たい印象になります。
→ 自分の気づきとして話すのがポイントです。 - 抽象的で終わってしまう
言葉の説明だけでは印象に残りません。
→ 小さな体験を一つ入れると具体性が出ます。 - 前向きすぎて現実感がない
理想論だけだと共感されにくくなります。
→ うまくいかなかった話を軽く入れると安心感が出ます。
話し方そのものに不安がある方はこちらもおすすめです。
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まとめ(明日の朝礼ですぐ使うために)
「初心忘るべからず」は、朝礼スピーチにとても使いやすいテーマです。
今回紹介した原稿は、そのまま読んでも、自分の言葉に少し直しても使える構成になっています。
大切なのは、上手に話すことよりも、無理なく伝えることです。
ぜひこの原稿をベースに、明日の朝礼でそのまま使ってみてください。落ち着いて話せるはずです。