1月11日「鏡開き」:餅に込められた意味
おはようございます。
今日は1月11日、「鏡開き」の日です。鏡開きは、新年の行事のひとつで、正月にお供えした鏡餅を割って食べ、一年の健康や幸せを祈る風習です。今日は、鏡餅に込められた意味や、この行事が私たちに伝える教訓についてお話しします。
1. 鏡餅の由来と意味
鏡餅は、神様への感謝と健康を祈る象徴です。丸い形は「円満」や「調和」を表し、二段重ねは「重ね重ね幸せが続くように」という願いが込められています。鏡餅をお供えすることで、神様の力をいただき、一年を無事に過ごすことを願うのです。この伝統的な風習には、自然や神様への感謝の心が根付いています。
2. 鏡開きの「割る」という行為
鏡開きでは、鏡餅を「切る」のではなく「割る」という表現を使います。これは「切る」という言葉が縁起が悪いとされるためで、木槌などを使って餅を割ることで、円満な形を崩さずに新たな始まりを祝う意味があります。この行為には、過去の出来事を引きずることなく、気持ちを新たにするという教訓も含まれています。
3. 現代に活かす鏡開きの精神
鏡開きは、感謝とリセットの象徴でもあります。年始に立てた目標や計画を、もう一度見直す機会として捉えるのはいかがでしょうか。鏡開きのように、一度「形」を変えることで、新たな視点やアイデアが生まれることがあります。この日をきっかけに、気持ちをリフレッシュしてみましょう。
鏡開きは、神様への感謝とともに、心を新たに一年のスタートを切る大切な行事です。餅に込められた意味を感じながら、今年も健康で幸せな日々を過ごしていきましょう。
感謝の心を忘れず、鏡開きの日に新たな気持ちで一歩を踏み出してみましょう。
以上です。ありがとうございました。