12月8日「針供養」:道具への感謝
おはようございます。
本日は「針供養」についてお話ししたいと思います。毎年12月8日、折れたり古くなった針を豆腐やこんにゃくに刺して供養するという、日本ならではの行事です。単なる風習ではなく、そこには深い意味が込められています。
⒈ 使い終えた道具に「ありがとう」
針供養では、これまで役目を果たしてくれた針に「ありがとう」の気持ちを込めて、やわらかいものに刺して供養します。私たちの身の回りには、使って当たり前になっている道具がたくさんありますが、そのひとつひとつに支えられているという意識を持つことが大切です。
⒉ モノを大切にする心を育てる
壊れたらすぐ捨てる、という現代の風潮とは異なり、針供養には「役目を終えた道具にも心を配る」という日本らしい感性があります。モノを大切にする姿勢は、職場の備品や自分の持ち物を丁寧に扱う習慣にもつながります。
⒊ 感謝の気持ちは仕事の質を上げる
「針供養」は、ただの行事ではなく、感謝と丁寧さを思い出させてくれる日です。道具に感謝しながら働くことで、私たち自身の心も整っていくのではないでしょうか。
今日一日、身の回りのモノに「ありがとう」の気持ちを込めて過ごしてみましょう。
以上です。ありがとうございました。