新年度の朝礼スピーチは、いつもの朝礼以上に悩みやすいものです。「新年度らしいことを言わないといけない気がする」「前向きな話をしたいけれど、きれいごとになりそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
新年度は、職場の空気が少し張りつめやすく、聞き手も無意識に構えてしまいがちなタイミングです。だからこそ、背伸びをしすぎない、等身大の言葉が朝礼には向いています。
この記事では、新年度にちょうどよく、そのまま読み上げられる朝礼スピーチ例と、話しやすくするための解説をセットで紹介します。短時間で準備を済ませたい方や、人前で話すのが苦手な方でも安心して使える内容です。
この朝礼スピーチが向いている場面
- 4月の新年度初日〜最初の週の朝礼
- 新入社員や異動者がいる職場
- 気合よりも落ち着いた雰囲気を大切にしたい会社
- 管理職ではない社員が話す朝礼
- 「頑張ろう」一色になりすぎたくない場面
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朝礼スピーチ本文(原稿)
新年度が始まりました。環境が変わった方もいれば、仕事内容は変わらなくても、気持ちが少し切り替わったという方もいると思います。
新年度というと、新しい目標を立てたり、やる気を言葉にしたりする場面が多いですが、今日は「無理をしすぎないスタート」について考えてみたいと思います。
新しい時期は、どうしても力が入りやすく、「最初が肝心だから」と頑張りすぎてしまうことがあります。ただ、仕事は短距離走ではなく、続けていくものです。最初から全力で走るよりも、自分のペースをつかむことのほうが大切な場面も多いのではないでしょうか。
例えば、分からないことを早めに聞く、確認を一度多く入れる、メモを取る。こうした基本的な行動は目立ちませんが、結果的に仕事をスムーズに進めてくれます。
新年度だからこそ、何かを大きく変えようとするのではなく、「当たり前のことを丁寧に続ける」一年にしていけたらと思います。今日も一日、よろしくお願いします。
スピーチのポイント解説
なぜこの導入にしているのか
新年度らしさには触れつつ、「気合」や「決意表明」に寄りすぎない導入にしています。聞き手が身構えず、自然に耳を傾けやすくなります。
このスピーチで一番伝えたいメッセージ
新年度=全力スタートではなく、自分のペースを大切にすることも前向きな選択だ、という点です
聞き手に響きやすくする話し方のコツ
・語尾を強く言い切らず、やわらかくまとめる
・「例えば」の前で一拍置く
・早口にならないよう、少しゆっくり話す
時間別アレンジ例
1分で話す場合
・「無理をしすぎないスタート」の話に絞る
・具体例は1つだけにする
3分で話す場合
・自分自身の失敗談や経験を少し足す
・「頑張りすぎて続かなかった話」などを補足する
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朝礼スピーチでよくある失敗例
- 前向きすぎてプレッシャーになる
→「〜すべき」を減らし、「〜と思います」に言い換える - 話が抽象的で終わる
→具体的な行動例を必ず入れる - 新年度の挨拶が長くなりすぎる
→伝えたいポイントを一つに絞る
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まとめ(明日の朝礼ですぐ使うために)
新年度の朝礼スピーチは、立派な言葉や強い決意がなくても大丈夫です。等身大の視点と、具体的な行動に触れるだけで、十分伝わる話になります。
今回紹介した原稿は、そのまま使っても、少し言葉を変えても問題ありません。ぜひ、明日の朝礼で気負わずに使ってみてください。新年度の良いスタートにつながるはずです。